シンガポールの釣りファンは日本と共通する?

ASIAN PORTAL FISHINGは世界中に商品を配信していますが、毎日、マーケティングデータを取得している事は前回書いたとおりです。

 

その中でシンガポールからのアクセス数が伸びてきた事で興味深いデータが分かってきたので紹介します。

 

シンガポールの釣りファンがアクセスしている商品は日本の人気する商品が多い。

 

アメリカやオーストラリアは、どちらかと言えば大物釣りに使う番手の大きなリールやジギングロッド、

100g以上のメタルジグ等が良く見られています。

 

ダイワのソルティガや、シマノのステラ、ツインパワー等、パワーのあるタックルが人気です。
バス釣りでよく使用されるベイトリール、ロッド、ワームも人気があります。

 

それに対してシンガポールからは、2000番の小型スピニングリールやエギングタックル、シーバスルアー等、

日本のルアーマンなら、一度は使った事がある、もしくは、名前を知っている商品のアクセス数が数多くランクされています。

 

やはり日本と同様に海に囲まれた島国である事も共通しているのでしょうか。

 

シンガポールで釣りをした事がある方はご存知だと思いますが、シンガポールはとにかく管理釣り場が多く、とても綺麗に整備されています。

日本で言う、いわゆる海釣り公園のような場所とは、また違った魅力があります。

 

釣り公園の小物〜中型の釣りから、船で沖に出ての大物釣り、釣りの楽しみ方は日本と共通する点が多いのもシンガポールの魅力の一つですね。

シンガポール向けの配信商品は日本の人気ランキングを参考に進めて行きたいと思います。

 

 

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。

海外のエンドユーザーから安心感を得るにはどうするか?

以前から言われている事ですが、外国のエンドユーザーが海外のECサイトから商品を購入するには、

そのECサイトがどれだけ担保されてあるのか?が購入に直結する重要な要素となっています。

簡単に言いますと「このサイトから買って本当に大丈夫?」と思われないように安心感を与えないとダメという事ですね。

 

日本国内のECサイトは、「特定商取引法の表記」が義務付けられていますので、

ガイドラインに基づいて必要事項を明記する事で、ユーザーは、ある程度の安心感を得る事ができると思います。

サイトがきちんと作られてあり、会社概要や各規約(出荷や返品についての詳細説明)が明記されてあれば、

あとは商品と価格がポイントになりますね。

 

これが海外向けのサイトになりますと商品+価格に加えて安心感が必要になってきます。

例えば、Amazonやebay等の大手マーケットプレイスは、そのサイト名が担保になっていますので、ユーザーは安心して商品を購入しますが、

独自ドメインの越境ECサイトは、公開して間もない頃は、そもそも、その存在自体が知られていません。

 

誰でも知っているメジャーな名前が出てこないので、「このサイトから買って本当に大丈夫?」と不安になり、

いくらメジャーな商品を揃えていても、

どれだけ安く販売したとしても、

不安感を払拭させなければ、多くのユーザーから購入いただく事は難しくなってしまいます。

 

では、安心感を与えるのはどうするか?ですが、

正直なところ、「これさえやっておけば大丈夫」という正解のような物はありませんが、私自身が行っている事を紹介します。

 

・ギャランティページを作成し商品ページ全てへ表示します。

私達の商品は

「こんな場所でベテラン社員が適切に管理していますので破損しないように常に心掛けています」
「このような方法で機械化して管理していますのでミスなく安全にお届けします」
「私達は日本メーカー新品、本物だけを販売しています」
「私達は常に改善の努力を怠りません」

といったようなCustomer promise(お客様への約束)を画像付きで用意しておきます。

社長や責任者の方の顔写真付きですと更に有効です。
(私は全てに写真付きで掲載しています)

・常にメルマガやニュースレターを通じて商品レビューを書いていただく案内を送ります。

やはりお客様自身が書いていただけるレビューは安心感という意味では非常に有効です。
レビューの獲得には時間が掛かりますが、消える事もありませんので常に積み上げていく事が重要です。

 

このような事を日々、行って安心感の向上に努めておりますが、

それ以上に即効性をもたらす物は、出品商品のメーカー様にご協力いただき、ECサイトへアップする事だと思います。

 

例えば、

・メーカー様のWebサイトをバナーリンクとして掲載させていただける
・メーカー様の動画サイトを掲載させていただける
・メーカー様の本社ビルやエントランスなどの写真を掲載させていただける

 

このような事が実現できれば、

ユーザーからの見た目は「あのメーカーが乗っているなら、このサイトは安心(本物)だね」と思っていただき、

安心して購入いただけると思っています。

更にECサイトを通じてメーカー様の商品を海外へ配信する事も可能となります。

 

独自ドメインのECサイトでユーザーからの安心を得る為には簡単では無く、時間も掛かりますが、

この活動を継続しないと売上が伸びない事も事実です。

正解、且つ、確実な答えがありませんので方法は様々だと思いますが、その活動継続こそ大事にしていきたいと思います。

 

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。

海外ユーザーのまとめ買い需要

海外へネット通販を開始する時に気になる点の一つが送料だと思います。

日本国内ではサービスの向上や企業努力によって「送料無料」「○○円以上は送料無料」等が一般的ですが、
海外に商品を送る際、日本国内の物流と比較すると、やはり高いです。

日本から海外へ発送する際に一般的な方法が日本郵政のEMSですが、日本から一番近いアジア圏で最も軽い物(500g以下)でも1400円となっています。
オセアニア、北米では2000円、ヨーロッパになると2200円となります。

EMS以外にも国際eパケットやDHL等の配送方法もありますが、今回はEMSを基準に書いていきたいと思います。

(海外配送の場合は商品の重量によって価格が異なります)https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/ems_all.html

 

15gのルアー1500円をアジア圏にお住まいのユーザーが購入する場合、

 

・商品代金:1500円
・配送料:1400円

合計2900円となる訳です。

 

総額に占める送料の割合が48%となりますので、ちょっと考える値段ですね。

リールやロッド等、1商品あたりの単価が高い場合は総額に占める送料の割合が低くなる為、そこまで気にしませんが、

ルアーや針、ライン等の消耗品については、そうした背景から「まとめ買い」するケースが多く見られます。

 

先日、あるスペインのユーザーの方からルアーのまとめ買いで購入頂きました。

最初の注文は4個だったのですが、その日のうちに3個の追加注文が入り、その夜に1個、次の日の朝に1個と増えていき、
最終的に9個のルアーを一度に購入頂きました。大変ありがたいです!

最初の4個の注文で終わっていた場合は、総額に占める送料割合は23%でしたが、1回で9個を購入頂いた事で12%まで下がりました。

 

また、海外の方の欲しいと思った時のアグレッシブな行動にも驚きがありました。

4個の注文の後は「ルアーの追加ができますか?」と次々にダイレクトにメールが届き、

通常のチェックアウトではなく、メールによる直接注文となりました。

 

可能な範囲でスペインのネットショップを調べてみると日本メーカーのルアーを置いてあるショップは非常に少なく、

売っていないからこそ、そして、送料の割合を下げる為に、まとめて買って頂けたのではと推測されます。

 

単価の低い商品は「金額よりも送料の方が高いから購入されないのでは?」と不安を持たれている方も多いと思いますが、

実際は、「まとめ買い」による顧客単価の向上も期待できると言えるのではないでしょうか。

 

私は「単価の高い物だけを出品してみようかな」といった相談はよく受けますが、

単価が低くても多くの商品点数を取り扱っている方々は、全てを出品する事をお勧めしたいと思います。

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。

なぜ海外マーケティングデータが重要なのか?

ASIAN PORTAL FISHINのサイト公開から2週間、海外マーケティングを開始して1週間が経過しました。

ありがたい事にオーダー、その他ホールセールの提案などを複数いただき、順調なスタートを切る事ができています。

今回は海外のマーケテイングデータについて掘り下げてみたいと思います。

 

一言で「海外」と言っても、そのマーケットはあまりにも巨大であり、日本の人口に対して世界には数十倍の人口がいる訳なので、

当てずっぽうで海外販売を行なっても成功できない事は容易に想像がつくと思います。

では、どこの国に対して何を販売すれば良いのか?になる訳ですが、

当たり前ですが、それは誰にも分かりません。

 

最初から成功できる国と商品が分かっていれば誰も苦労する事なく、全ての事業は成功します。

それが分からない、若しくは、それを判断する情報が少ない為、

販売相手国のマーケティングデータが非常に重要である事は言うまでもありません。

 

私達は自社で越境ECサイトを運用する事で、その重要性を改めて、強く認識しました。

 

例えば、A社のXというブランドのリールがあり、それをシンガポールで販売した場合、

・シンガポールでは同じ商品が販売されているのか?
・シンガポールで同じ商品を販売しているお店(セラー)は何店舗あるのか?
・Xブランドのリールは、最安値でいくらなのか?最高値でいくらなのか?平均価格はいくらなのか?
・Xブランドのリールは、どれぐらいの需要(興味)があるのか?
・「Xブランド」というキーワードはどれぐらい検索されているのか?

…etc

上げていけばキリがないので、これぐらいにしますが、

このような市場から解析したデータに対して、自社で販売するXブランドのリールは、

・市場の平均価格に対して高いのか?安いのか?
・値段が高い場合、何%高いのか?(安い場合も同様に)
・全セラーの中で、自社の設定価格は何番目なのか?
・そもそも商品に需要があるのか?(ここは検索数とキーワードの順位で判断できます)

等、自社の強みと課題を確認します。

 

検索数とキーワード順位から需要があると判断したら、次のポイントが販売価格です。

 

日本国内で販売する場合、価格競争力が重要である事は言うまでもありませんが、海外においても同様です。

平均価格が1万円の商品に対して2万円で販売しても誰も買ってくれません。

そもそも自社の商品ページすら見てくれないでしょう。

 

では平均価格と同額、若しくは、平均価格より3%安く設定したとしましょう。

これでも2万円で売っているセラーよりは売れると思いますが「圧倒的に売れる」にはなりません。

 

なぜなら、どの商品であっても一番安く販売しているセラーがいるからです。

 

実際の店舗だと立地など別の要素も加わるので一概には言えませんが、

インターネット販売の場合は、別のセラー価格を見る事は簡単です。

Googleショッピングでは全てのセラー価格を一覧で表示できるので、

どこのセラーが幾らで販売しているのか、簡単にランキング形式で表示できてしまいます。

 

したがって、最安値を知る事が重要です。

同じ商品を販売するセラーが10店舗あり、その中で自社の販売価格が安い順から3番目だとしましょう。

つまり、平均価格よりは安く販売できている訳ですが、3番目では価格競争力が発揮できないと言えます。

1番目=最安値のセラーにならないといけません。

1番安い価格を提示する事で、飛躍的に販売数は向上できると思います。

 

問題は1番安い価格の設定が可能かどうかです。

仕入れ原価を割って1番になっても意味がありません。

それでは何の為に海外市場に投資したのか?目的と意義が無くなり本末転倒になります。

 

しかし私の経験上、

「最安値は原価を割らないと実現できないのか?」と問われると答えは「No」です。

日本メーカーの商品を海外で販売する場合、物流コストや中間マージン等が加算される為、日本の市場価格よりも高くなります。

もちろん例外もありますが、最安値の設定は決して無理しないと出来ない(原価を割らないと実現不可能)という事は無いと思います。

 

マーケティングデータにより、

検索数は多く、常にキーワード検索で上位にランクされている事が分かり、

その販売価格は、その国のセラーの中で最安値という事であれば、高い確率で勝てる事は想像できると思います。

 

または、

検索数は多いが、インターネット上のセラーは1社しか存在しない(この商品を売っているのは自分だけ)という場合でも

高い勝率になると予測できます。日本メーカーの商品は、この要素が大きいと言えます。

欲しい人、興味がある人は多いのにインターネット上にセラーがいない、という事が分かれば自分自身がセラーになればいいのです。

 

私達は、自社で越境ECサイトを運用する事でマーケティングデータの入手と解析が実現しました。

 

どの商品が需要があり、その市場価格はいくらであるか分かり、その国の最も安い価格を知り、

最安値を下回る為には、システムの自動化によってコストを最適化する事で、価格競争力が高まる事を知りました。

 

これからは、このデータを海外市場へ打って出る日本の釣具メーカー様、問屋様、小売店様と共有し、

業界としての拡大に役立っていければと思います。

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。

大規模な商品群を越境ECで販売する為に

今回のASIAN PORTAL FISHINGの開設にあたり、商品の正確なデータベース設計から開始しました。

考えてみれば当然の事ですが、釣具はリール、ロッド以外にもルアーや針、糸など数多くの商品があります。

日本語のメーカー名、細分化されたカテゴリー名の翻訳辞書を開発し、商品説明文を英文翻訳する事で、20万点を超える英文の商品マスタ設計が実現しました。

一連の流れをプログラムで自動化するシステムが開発できた事で、
通常ならデータベース設計からアップデートまで数ヶ月かかるところを僅か3週間で完成させる事が出来ました。

ECサイトを開発する事は、プラットフォーム、ASPやデザインが重要である事は言うまでもありませんが、
それと同様に商品群のデータベースを、正確に、最速で設計できるか、はとても重要です。

商品データベースが設計できなければ開設後のプロモーションも満足に行う事が出来ません。
逆の言い方をすれば、正確なデータベースを設計する事で様々なWebサイトへの汎用性が高まり世界各国への配信が実現しました。

今回のECサイト開発を通して、結果的に業界の販売・プロモーションインフラを構築する事ができたと思います。
今後は、この開発ノウハウを活かして様々な業界のインフラ構築の一助になりたいと思います。

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。

世界の釣りファンのポテンシャル

ASIAN PORTAL FISHINGを開設して世界各国からWebサイトが閲覧されている事は嬉しい限りです。


https://fishing.asian-portal.shop/

早速シンガポールからDAIWA製品の注文が入り、ヨーロッパからはホールセール(卸売り)の連絡が入った事を見ると、
日本の釣具が、いかに世界で支持されているかが良く分かります。

改めて釣具の日本メーカーの技術力とポテンシャルの高さには驚きを隠せません。

 

▼Wholesale Program

私達はホールセールの要望に答える為、早速、ホールセールプログラムを用意しました。
注文金額に応じて4段階の割引テーブルを用意し、注文総額から自動的に割引を行う仕組みを開発しました。

 

日本の釣具店にお話しを伺うと、やはり海外からのホールセールの相談は入っているとの事であり、中でも韓国からの問い合わせが多いとの事でした。
それだけ、海外のユーザーが日本メーカーの釣具にアクセスする事は容易ではないという事でしょうか。

 

▼Asian Portal Fishing プロモーションメニュー

ASIAN PORTAL FISHINGは日本の釣具メーカー300社、20万点の商品を集結させたECサイトですが、
私達は、このECサイトを日本の釣具メーカー様と一緒に成長させていきたい想いがあります。

そこで、新たに「ASIAN PORTAL FISHING 会員企業様限定プログラム」を用意しました。

少子高齢化が進む現在の日本。日本のレジャー人口も同様に減少を続けています。
しかし、海外に目を向けると10倍の日本メーカーを知る釣り人口がいます。

この表は2005年から2014年までの釣り人口の推移を表した表である。(レジャー白書2016より)

日本の釣具メーカー様は今の業務オペレーションを一切変更する事なく、世界40カ国の釣りファンへ、
当社のWebサイトを通じてメーカー様が直接アプローチできる仕組みを用意しています。

アプローチのベースとなるアクセスデータの解析(どの商品がどこの国でアクセスされているのか)や、
メーカー様専用のWebページを拡充し、新商品のPRや、自社webサイトへ繋げるバナーの導入などを用意しています。

Webサイト内だけでなく定期的な釣具メーカー様との交流会を行い、そこで様々な情報共有の場にしていきたい、
このように考えています。

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。