越境ECとマーケティング

2015年の訪日中国人による“爆買い”がニュース等で話題となった。

 

当社も福岡に拠点があり、私自身も福岡出身だから肌で感じたが、

クルーズ船が増え、大型ショッピングセンターや博多駅には連日のように観光バスが並び、

平日や祝日に関係なく、訪日外国人を見ない日はないと言っても過言ではなかった(現在もそうだが)

 

2016年には中国から日本へのネット通販が急速に拡大し1兆円を超える市場となった、

いわゆる“ネット通販の爆買い”である

 

国際物流の整備なども進み2015年ぐらいから“越境EC”というワードが徐々に広がってきた訳だが、

私がお話しさせていただく企業の方々からよく聞く点が

「出品させた後、どうやって売るのか?」である。

 

 

越境ECは多くが中国を中心に考えらている傾向が強い。

(市場規模やインターネット人口、爆買いの流れを考えれば良く分かる話しだが)

 

ご存知の方も多いと思うが、中国はグレートファイアーウォール(通称:金盾)があり、

googlefacebookYouTube等の日本や多くの国々で利用できるwebコンテンツが一部を除き利用できない。

 

そのため、中国のEC市場に参入する方法として、

現地の大手マーケットプレイスに出品する方法が取られており、その仲介役を担ってくれる日本企業も増えている。

WeiboWeChatなどのSNSを活用してエンドユーザーとのタッチポイントを作る方法もあり、

こちらも仲介役の日本企業がいるから安心して利用できる。

 

そのような中、最も重要な点となるマーケットプレイスに出品した後、

 

・どの様にしてタッチポイントを作るか?

・商品をどのようにして表示させるか?

 

いわゆるマーケティングについてだが、多くは大手マーケットプレイス側に委ねており、

お話しを伺う限り、この辺りが参入の障壁になっているようだ。

 

マーケットプレイスに委ねる事ももちろん大事でもはあるが、それだけに留まらず、

 

今商品を探している(検索している)ユーザーへダイレクトに商品を表示させる

 

このようなマーケティングを提供出来る事で越境ECは更に拡大していくと考える。

中国へのECばかりになってしまったが、その他の国、地域についても同様に、EC市場は更に拡大していくと思う。

今後、デジタルマーケティングは益々重要になってくるだろう。

株式会社ASIAN PORTAL CEO 大谷 康平

日本の釣具メーカー300社、DAIWA,SHIMANOなど20万点の釣具を集結させた越境ECサイト「Asian Portal Fishing – Made in Japan Fishing Tackle」を開設しました。世界の釣り愛好家へ日本の釣具をお届けします。