日本酒が紡ぐ、世界の乾杯
日本酒の越境ECは、「見えないコスト」との戦いです
酒蔵の夢を阻む「5つの壁」と「見えないコスト」
海外販売への挑戦は、丹精込めて酒を醸す時間だけでなく、あなたの情熱まで削ってしまう「見えないコスト」との戦いでもあります。もし、すべて自力で挑戦したら…?
課題 | 想定される作業とリスク |
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① 言葉の壁 | 英語での商品説明、酒米、精米歩合、日本酒度、酸度といった専門用語の説明。日本酒のテイスティングノートやペアリングの提案を伝える繊細なニュアンス。海外顧客からの時差のある問い合わせやクレーム対応。アルコール飲料に関する質問への迅速な対応が求められます。 |
② 配送の壁 | 配送方法の選定、高額な送料、インボイス等輸出書類の作成、厳重な梱包。破損や紛失のリスクはすべて自己責任。特に割れやすい瓶の取り扱い、温度変化による品質劣化を防ぐための工夫が重要です。 |
③ 関税・法律の壁 | 国ごとに違う関税・VATの計算、HSコードの特定。知らなかったでは済まされない輸出入規制。アルコール度数に応じた酒税、輸入ライセンス、年齢確認、ラベル表示義務など、酒類に特有の厳格な規制への対応が必須です。 |
④ 決済の壁 | クレジットカード以外の多様な支払い方法への対応。海外では主流のローカル決済を導入できないと、販売機会を失うことも。高額な商品や大量購入の場合、信頼できる多様な決済オプションは顧客獲得に直結します。 |
⑤ 集客の壁 | そもそも、どうすれば海外の人に自分のショップを知ってもらえるのか。効果の出ないSNS更新やSEO対策への焦り。世界中のアルコール飲料の中から、あなたのこだわりの日本酒を見つけてもらうための戦略が必要です。 |
結果… | 月100時間以上が酒造り以外に奪われ、「好き」で始めたはずが、いつしか燃え尽き症候群に…。せっかくの素晴らしい日本酒も、海外に届ける手間によってその価値が失われてしまうかもしれません。 |
日本酒の海外販売お役立ち情報
専門家が教える、あなたの日本酒を世界に届けるためのヒント
ここでは、私たちが8年間の越境EC運営で培ったノウハウの中から、酒蔵様が海外販売で特に注意すべきポイントを少しだけご紹介します。
梱包のヒント:「品質保持」と「ブランド体験」を両立
日本酒を送る際は、瓶の破損防止が最重要です。商品をプチプチで厳重に包んだ後、さらに専用のダンボール箱に入れる「二重梱包」や、瓶が動かないように固定する工夫が必要です。特に、日本酒は光や温度変化に敏感なため、遮光性の高い梱包材の使用や、クール便(リーファーコンテナ)の利用を検討することが、品質を保つ上で不可欠です。また、酒蔵の歴史やこだわりを記したパンフレット、日本酒に合うおつまみのレシピなどを同梱することで、お客様の開封体験(Unboxing Experience)は格段に向上し、リピートに繋がりやすくなります。
税関申告のポイント:「正直」と「具体性」が鍵
税関告知書の内容品(Description)は、できるだけ具体的に書きましょう。例えば「Alcohol」ではなく「Japanese Sake (Junmai Daiginjo), 720ml, Alc. 16%」のように、品名、種類、容量、アルコール度数を明確に記載することで、通関がスムーズになります。内容品の価格は、送料を除いた「お客様が実際に支払った商品価格」を正直に記載するのが鉄則です。過小評価して記載すると、ペナルティの対象となる可能性があります。
素材に関する注意点:国によって異なる輸入規制
国によっては、アルコール飲料の輸入が厳しく制限されています。例えば、アルコール度数に応じた酒税が非常に高い国や、個人輸入を制限している国、あるいは特定の添加物(醸造アルコールなど)の使用を規制している国もあります。また、年齢確認の義務や、特定の警告表示をラベルに記載する義務など、表示に関する規制も国によって異なります。販売する日本酒の特性や販売先の国の規制について、事前に徹底的に調べておくことが、トラブルを避けるために極めて重要です。
知的財産権のリスク:その銘柄、大丈夫?
日本酒の銘柄やロゴ、ラベルデザインが、海外の既存ブランドの商標権や著作権を侵害する可能性があります。国内では問題にならなかったとしても、海外ではより厳しくチェックされ、商品の差し止めや賠償問題に発展するケースも少なくありません。特に、特定の地域名や伝統的な名称を冠する日本酒は、その使用に制限がある場合もあります。あなたのオリジナルブランドこそが、世界で最も価値のある資産です。
私たちの強み:なぜ、私たちなら「すべて」を任せられるのか
私たちが、あなたの最高のパートナーになれる理由
8年・132ヶ国の実績が語る「本物の実践力」
私たちは単なるサイト制作者ではありません。自社で8年間、132ヶ国に商品を販売・出荷してきた本物の実践者です。その経験で培ったノウハウで、予期せぬトラブルにも動じない、盤石な越境EC体制を構築します。特に、日本酒の国際配送で発生しうる瓶の破損や品質劣化、通関トラブルといった問題にも、迅速かつ的確に対応します。
面倒な業務は「すべて丸投げOK」のワンストップ体制
ECサイトの設計・構築から、集客、受注、配送、会計まで、海外販売に関わるすべての業務をワンストップで代行・構築可能です。あなたは日本酒の醸造に100%専念できます。海外のお客様からの問い合わせや、日本酒の保管方法に関する質問にも、私たちが専門知識を持って対応します。
あなたは「国内の指定倉庫に送るだけ」の究極の効率化
受注後の面倒な作業は一切不要です。注文が入った商品を、私たちの国内指定倉庫(関東地域)にお送りいただくだけ。その後の検品、輸出書類作成、厳重梱包、国際発送、追跡管理はすべて私たちが責任を持って行います。特に、日本酒の温度管理を伴う梱包や、酒税に関する複雑な書類作成など、細やかな配慮が必要な作業も安心してお任せください。
サービス内容
私たちが提供する、包括的なサポート内容
- 越境ECサイトの新規構築・拡張
- 英文商品データの作成・登録 (HSコード含む)
- 関税の事前収納・ローカル決済導入
- 海外向けウェブマーケティング
- 英語によるカスタマー対応
- 国際物流代行 (輸出書類作成含む)
- 外貨売上の税務処理サポート
- 海外ECモール運営代行
- 越境ECサイト運営代行
- パフォーマンス分析と改善提案
ケーススタディ
世界の日本酒コンテスト入賞を機に、海外販路を拡大した老舗酒蔵 C様
導入前の課題
世界的な日本酒コンテストでの入賞をきっかけに、海外からの問い合わせが増えましたが、輸出に関するノウハウがなく、個別に対応することに限界を感じていました。特に、各国で異なるアルコール飲料の規制や、高額な輸送コストがネックとなり、本格的な越境ECへの参入を躊躇していました。
導入後の成果
こちらに相談し、コンテスト入賞銘柄をフックに、海外の富裕層や日本酒愛好家をターゲットとした越境ECサイトを構築してもらいました。各国の規制に合わせた正確な情報表示と、温度管理を徹底した国際物流によって、遠方の顧客にも品質を保ったまま日本酒を届けられるようになりました。結果として、入賞銘柄だけでなく、他の商品も売れ行きを伸ばし、海外からの売上が全体の30%を占めるまでに成長。今では、海外のイベントへの出展も視野に入れ、積極的に日本酒の魅力を発信しています。
あなたの丹精込めた日本酒が、世界中の人々の乾杯を彩ってみませんか? まずは一度、お気軽にご相談ください。
越境ECプラン
Plan
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01海外販売へのご相談
越境ECの運用には、多くの検討ポイントがあります。経験豊富なスタッフが、貴社の商品に最適な越境ECのはじめ方をご提案します。まずはお気軽に、現状のお悩みやご希望をお聞かせください。
無料ご相談- 越境ECサイトの構築
- 国別の関税、VAT、税⾦の収納代⾏
- 個別IDが必要な国への通関、輸出
- 輸出⼊書類の作成、税関への申告
- 多通貨決済の導⼊
- 海外へのウェブマーケティング
- ローカル決済の導⼊
- クーリエ(国際物流会社)への応対
- 英語の商品データの作成
- 英語によるカスタマー対応
- 国際物流
- 外貨建て売上の計上、税務処理、消費税還付
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02越境ECフルサポートプラン
越境ECフルサポートプランは、海外への販売に必要なすべての工程をまるごとお任せいただけます。ECサイトの構築、多言語対応、海外向けマーケティング、物流・決済の整備、現地カスタマー対応、さらには税制や還付対応まで、ワンストップでサポートします。
「何から始めていいか分からない」「社内に運用リソースがない」「すでに越境ECを始めているが成果が出ない」——そんな課題を抱える企業様に、成果につながる最適な運用体制をご提供します。 -
03越境ECサイトの構築やマーケティング、
物流などのスポットでの業務支援も可能-
アクセス国に応じた多言語翻訳・多通貨決済に対応し、関税・VAT計算や現地法令に準拠した利用規約・各種ポリシーも整備。
また、海外顧客向けの自己紹介コンテンツや、為替レートに応じた価格表示、国際物流連携も含め、スムーズな購入体験を提供します。 -
私たちは御社がお持ちの商品データを越境EC⽤に翻訳し、輸出に必要なHSコードまで登録します。
また、ウェブマーケティング、SEO対策に応じた最適な商品データベースを設計します。
HSコードとは、「商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized System)」の略称で、国際貿易で取引されるあらゆる商品を、固有の番号で分類するための世界共通のルールです。
世界税関機構(WCO)によって管理されており、輸出入の申告時に、その貨物が「何であるか」を世界中の税関が正確に、かつ効率的に把握するために使われます。貿易における「世界共通言語」とも言えます。 -
私たちは、海外市場に向けた多様なウェブマーケティングの実績を有しており、御社の商品・ターゲットに最適な施策をご提案いたします。
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御社に代わって海外への出荷業務、輸出書類作成による税関申告を代⾏します。
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アクセス国に応じた多言語翻訳・多通貨決済に対応し、関税・VAT計算や現地法令に準拠した利用規約・各種ポリシーも整備。
また、海外顧客向けの自己紹介コンテンツや、為替レートに応じた価格表示、国際物流連携も含め、スムーズな購入体験を提供します。 -
私たちは御社がお持ちの商品データを越境EC⽤に翻訳し、輸出に必要なHSコードまで登録します。
また、ウェブマーケティング、SEO対策に応じた最適な商品データベースを設計します。
HSコードとは、「商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized System)」の略称で、国際貿易で取引されるあらゆる商品を、固有の番号で分類するための世界共通のルールです。
世界税関機構(WCO)によって管理されており、輸出入の申告時に、その貨物が「何であるか」を世界中の税関が正確に、かつ効率的に把握するために使われます。貿易における「世界共通言語」とも言えます。 -
私たちは、海外市場に向けた多様なウェブマーケティングの実績を有しており、御社の商品・ターゲットに最適な施策をご提案いたします。
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御社に代わって海外への出荷業務、輸出書類作成による税関申告を代⾏します。
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04売上成長に合わせて継続的にECサイトの成長を支援します
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越境ECサイトの成長フェーズに合わせて、機能や対応国の拡張をサポートします。
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お客様の国毎に関税を表⽰し、お客様が決済時点で関税をお⽀払いできるシステムを⽤意しています。
通常、海外から購入されるお客様は注文完了時点では関税額が把握できず、通関後にお客様へ関税が請求されてしまうため、出荷後にお客様とのトラブルが発生してしまうケースがあります。しかし、関税を事前に収納することで、お客様は注文完了時点で関税を支払うことができるため、海外からのお客様も安全に購入することができます。 -
現地で利用されている、PayPayのようなローカル決済を導入することで、購入率が飛躍的に向上します。
対象国に応じ、150以上の現地決済に対応できるシステムを用意しています。ローカル決済の一例
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消費税還付請求など、外貨建て売上に対するご不明点を解消いたします。越境ECに特化した税理⼠をご紹介いたします。
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越境ECサイトの成長フェーズに合わせて、機能や対応国の拡張をサポートします。
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お客様の国毎に関税を表⽰し、お客様が決済時点で関税をお⽀払いできるシステムを⽤意しています。
通常、海外から購入されるお客様は注文完了時点では関税額が把握できず、通関後にお客様へ関税が請求されてしまうため、出荷後にお客様とのトラブルが発生してしまうケースがあります。しかし、関税を事前に収納することで、お客様は注文完了時点で関税を支払うことができるため、海外からのお客様も安全に購入することができます。 -
現地で利用されている、PayPayのようなローカル決済を導入することで、購入率が飛躍的に向上します。
対象国に応じ、150以上の現地決済に対応できるシステムを用意しています。ローカル決済の一例
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消費税還付請求など、外貨建て売上に対するご不明点を解消いたします。越境ECに特化した税理⼠をご紹介いたします。
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05海外ECモールの運営代行
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海外のECモールへの出店、運営も代行可能です。
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海外のECモールへの出店、運営も代行可能です。
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そのほか記載のないジャンルも
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